出張一気読み(15)ドクター・ブラッドマネー

ドクター・ブラッドマネー―博士の血の贖い― (創元SF文庫)フィリップ・K・ディック著「ドクター・ブラッドマネー」。いつのまにこんなの買ったっけ?本棚に埋もれているのを発見。2005年のレシートがはさまっていた笑。ディック中期の長編。核戦争、フリークス、超能力、ネズミ取りロボット、墓場世界など、いつものガジェットは揃っていて、核戦争後の復興期の情景描写は当時としてはリアリティにあふれている。ただお得意の現実喪失感はちょっと抑え目。最後のブルートゲルト、ホッピー、エディ、ビルのやりとりはディックらしさが垣間見える。再読のはずなのだがすっかり内容を忘れていて、ちょっぴり得?した感じでした。ちょっと待て、結局ドクター・ブラッドマネーってだれのことだ?。