Nature Remoを使っていろいろ設定してきたが、どうもうまく時間指定したコマンドを実行させられない。動いたり、動かなかったり、動いてもコマンド実行が指定時間よりちょい遅いなどの現象が起こるのだ。動かないときにはスマホ側には送信した、との通知はくるのだが、家電は反応してない。スマホから手動で実行すると動くので、赤外線が物理的に届いてないわけではない。遅いときには1分くらいずれるときがある。じゃあちょっと早めに時間設定してやれ、と思ったら、Natureのトリガだと15分単位でしか設定できない。どうもNatureのサーバがしょぼいせいの気がする。NatureはIFTTTで実行させるアプレットを提供しているので、IFTTTを使って自動運転させることにする。IFTTTは異なるウェブサービス間でサービスを連動させるウェブサービスだ。この場合
IFTTTで定時イベント&Natureへコマンド発生
Natureから家のRemo miniにコマンド発生
と、ひどく迂遠な方法で実行させる。これにより動かないことはなくなったが、それでも30秒~1分くらいは遅延するが、動かないことはないようなので、これで運用を続ける
Nature Remo Miniが届いたので、まずは照明の操作を登録するのだが、ある程度プリセットがあるかなと思っていたがあるのはボタンが多いTVとかエアコンだけ。照明系はリモコンから学習させるしかないことが発覚。でも操作したい照明のリモコンには点灯状態を変化させるのは1つの切り替えボタンしかない。しかもOn/Offではなく、On→調光→保安灯→OFF→...の4段階のモード切替。コマンドを送ってもその時の点灯状態次第ではどうなるかわからん・・困った。
だがここですでにもっていたUSB赤外線リモコンが役に立った。USB赤外線リモコンキットは、リモコンの赤外線情報のデータを読み取ることができ、かつある程度任意のコード(4種類くらいのフォーマットに対応)を出力できる。該当のリモコンのデータを読み取って、数字をちょっといじると、Onだけ、Offだけで動作するリモコンデータが見つかった!(下記参照)。意外とリモコンのボタンがもっている以上の機能に対応してるもんですな。助かったわ。オフィシャルじゃないけど、動けばOK!。
ちなみにこのUSB赤外線リモコンで直接照明まで送信できれば、話は簡単だったのだがパワー不足でどうにも届かないので(本来これが届くのであればNature remo miniはいらないかも)、「赤外線データをPCで作成→USB赤外線リモコンを”NatureRemo mini"に向けて発信させて学習→Nature Remoを照明の部屋にもっていき、そこで動くかどうかスマホから動作確認」をくりかえして各データの動作確認した。なんと迂遠な。
DAIKO製照明の一例:送信データとリモコンのボタン
"86409A60" がトグルスイッチ
"86409C60"が60minSLEEP
"86409D60"が30minSLEEP
手探りで解明した送信データと照明の動作
"86409669"が調光
"86409867"が保安光(黄色いやつ)
"86409E61"が消灯
"86409F60"が全灯
ちなみにこの照明のリモコン赤外線データはNEC式のようです。
参考にしたサイトは
赤外線リモコンの信号定義データの合成 — 赤外線リモコンの信号定義データの合成 1.3 ドキュメント
DSAS開発者の部屋:親指サイズの USB 赤外線リモコンが面白い
赤外線リモコンの通信フォーマット
です。