妖怪

出張一気読み(20)

Mohmongar
京極夏彦「豆腐小僧双六道中おやすみ」。前作、豆腐小僧ふりだしの続編です。前回で親探しの旅?を終え、新たに豆腐小僧が達磨と共に修行の旅に出ますが、幕末を背景に武田の隠し財宝を狙う悪党たちのひと騒動と、複雑にからみあいながら、いつもの京極節であれよあれよと物語が紡がれていきます。本来、人間側の騒動は概念たる妖怪達になんら関係はないのですが、主体たる人間たちに振りまわされて妖怪達も右往左往。今回は消えない豆腐小僧達の謎も明かされ、大団円といったところですが、最後はいまいちぱっとしない終わり方なのはまだ続編を続けるためかな。

出張一気読み(7)豆腐小僧双六道中

Mohmongar
京極夏彦もの。あいからわずの京極節で妖怪豆腐小僧の冒険?が語られていきますが、いやあ一気に読んでしまいました。最後の始末の付け方はまんま落語です。笑わせてもらいました。