アーシュラ・K・ル=グウィン著「影との戦い」。若き魔法使いの葛藤と成長を描く物語、と書くと児童小説めいているが、中身は社会小説?かな。アースシーという世界を通して、現実社会のひずみを垣間見せる。などと書くと難しそうだがお話としては冒険小説としてしっかり完成されているので、気にせず読んでも楽しめる。個人的には物語背景にすすけ見える現実社会のアナロジーとそれらへの批判めいた香りが漂うあたりはちょっと苦手。
PCのBDドライバに続き、BDレコーダ(Panasonic 社製DMR-BR550)も壊れました。2009年製でやはり5年くらい経過したもので、同じくBDへの書き込みがおかしくなりました。BDドライブのほうが壊れやすいんですかね。私はほとんどNasneを使っており、主に嫁が使用してましたが、なんかいろいろ録画せなかん奴がある!とかで、いそいで代替え機を探した結果、同じPanasonic社製DMR-BWT660に買い替えました。
フィリップ・K・ディック著「ドクター・ブラッドマネー」。いつのまにこんなの買ったっけ?本棚に埋もれているのを発見。2005年のレシートがはさまっていた笑。ディック中期の長編。核戦争、フリークス、超能力、ネズミ取りロボット、墓場世界など、いつものガジェットは揃っていて、核戦争後の復興期の情景描写は当時としてはリアリティにあふれている。ただお得意の現実喪失感はちょっと抑え目。最後のブルートゲルト、ホッピー、エディ、ビルのやりとりはディックらしさが垣間見える。再読のはずなのだがすっかり内容を忘れていて、ちょっぴり得?した感じでした。ちょっと待て、結局ドクター・ブラッドマネーってだれのことだ?。
いわずとしれたラブクラフト全集。久しぶりに読み返したが人知を超えたところ宇宙の恐怖を描き切るためか、やはり内容の書き込みは半端ない。ねちこくもある背景描写と心理描写は、短編にもかかわらず、結構読むのに時間がかかるが、不思議と苦にならない。というか他のやつが中身が薄いのか。
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良明あんたもか…
IIJのSIMが10月から2Gbytesで¥900~/月とお求めやすい価格になっているので、データ用SIMといよいよおさらばしようと購入しました。ウェルカムパックをAmazonで買って、届いたらネットで登録。そ届いたその晩にすぐ通信できるようになりました。早い!。これでしばらく使ってみて問題ないなら、docomoの2年しばりまだちょっと残ってるが、思い切って解約します。
BD-R(Pioneer BDR-203)ドライブが壊れました。つい直前までtorneから無事にMOVEできてたのが突然、次の円盤から書き込みできなくなりました。半導体レーザーさんがお亡くなりになったのでしょうか?読み込みはできるけど、書き込みがまったくできなくなりました。しかたなく代替を探していつものAmazonで適当なドライブ(BDR-209XJ バルク品)をポチりました。値段は多分買った当時(アキバで買ったかなぁ)より安くなってますが、とんだ出費です。とりあえず繋ぎ変えて,ファームアップして、書き込みテストしてOK!でした(あたりまえ)。故障の原因はわかりません。購入して5年以上は経過しているけど、300~400枚くらいしか焼いてないと思います。時間か枚数かはしりませんが、自作PCだとこうやって自力で交換できますが、市販のレコーダはやばいですね。ちなみにバルク品の場合、Windows 7ではBDR-209Mと認識するので、ファームはPioneerのページからではなく、エスティトレードから落とせとのことでした。参考は[Sakopc blog]さんのページです。感謝感謝。
やっぱり皆既月食の撮影は難しいですね。雲も多くあんまりとれませんでした。
Windows 7でデスクトップに作った日本語名のフォルダが、デスクトップの操作でも、cmd.exeのrdコマンドからでも「ファイルが見つかりません」となり削除できなくなったので、いらいろ調べてみたら下記の方法で削除できました。
cmd.exeを立ち上げ、
rd "\?c:UsersmohmongarDesktop まで打ち込み[TAB]キーでファイル名補完を行って指定のフォルダをさがす。(mohmongarはユーザー名)
見つかれば[Enter]すると、あっさり削除できました。
普通にコマンドラインからrdコマンドにファイル名を入力した場合は「ファイルが見つかりません。」となります。パス先頭の"\?"がキモのようです。
参考にしたのはMicrosoftコミュニティのこの質問でした。パス名の先頭の"\?"はIPAの解説によると、パス名解釈のサービス機能を不活性化することで正確なフルパスを得ることができる、らしいです。なにはともあれ消えてよかった。
道尾秀介「背の眼」、心霊現象を求めつつ心霊能力のない探偵が、その心霊能力から事件に巻き込まれるワトソン役が持ち込んだ事件から、能力者的助手と怪奇的シチュエーションの中、真犯人は探し当てるというもの。ストリーはホラー雰囲気が主でワタシ好みなんですが、ミステリー要素が今回「え、その人でええんかい」とちょっと個人的には不満です、でも良質のミステリー&ホラーです。